介護施設の夜勤で何を準備すべき?上手くこなす心得についても!
施設介護士として働くとなると、避けて通ることのできないのが夜勤業務です。
新人職員としては「どうすればいいのか」と困惑することも多いでしょう。
そこで、今回は夜勤に備えてどのような準備が必要なのかをお伝えします。
昼夜逆転への対策
まず、夜勤という名の通り夜間に行動することになるので昼間は睡眠をとり、夜間に動くことの出来る様な準備が必要です。
また、間食や食事を摂る時間も少なからずあるので食糧を購入しておくこともお勧めします。
そして、夜間に行動するような利用者が入居されている場合には食糧の保管場所にも気を付けましょう。
利用者の中には食事制限のある方もいるので誤食した場合のリスクを考えると、鍵付の棚等に保管するなどすると良いと思われます。
明かりと音は大切
夜間の施設内は、利用者が就寝されていることもあり全体的に薄暗い事が多いです。
居室によっては真っ暗なところもあり、巡回する際にライトが一本あると非常に便利です。
首からぶら下げることの出来るタイプだと手をふさぐことが無いので使い勝手が良いのでお勧めです。
また、夜勤の場合は休憩中に仮眠をとることも出来るので携帯のアラーム機能を使用したり、目覚まし時計の使用もお勧めです。寝過ごすわけにはいきませんからね(笑)
夜勤の心得
ここまでは、必要な『物』についてのお話でしたが、ここでは改めて心構えについてお教えします。
まず、夜勤業務につきものなのは利用者の容態の急変です。こればかりは急に来るものなのである意味運ですが、もしもの時の備えは常に持つべきです。
例えばですが、必ず夜間対応のマニュアルと言うものが施設にあるはずですので、そのマニュアルを目の届くところにおいておくことが大切だと思われます。
もしも、そのマニュアルがない場合(ありえませんが)は、上司に夜間対応をどのようにすればいいのかを確認し、何かあった時にすぐに活用できる状態にすることで、自分自身もゆとりを持って仕事に臨むことが出来ます。
夜間の勤務は基本的に一人での勤務となることが多いので、いかに様々な状況を想像して前もって準備できるかと言うことが効率的に安全に働くためのカギとなります。
また、午前中の状況を把握することで夜間の急変を予測することもできます。その為に職員からの一日の引き継ぎのほかにも、その日一日の記録を読んでおくことも大切だと思われます。
終わりに
最後に前項でもお話した通り、夜勤業務と言うのは基本的に一人業務となりますので、責任も負う一方、仕事は自分の裁量で行うことも出来るのです。
絶対にやってはいけませんが、勤務中に携帯を使用することもはたまたゲームをすることも容易にできます。
ある意味、自分をいかに管理できるかという職でもあると、働いていた時に上司に言われたことがありますがその通りだと思います。
利用者により良い生活を送っていただく為にも、自己管理をしっかりとして効率的に業務を行えるようにしていきたいですね。