介護職の離職理由とは?辞めたいときどう考え対処すべき?
介護職の資格を取って仕事に就いても、実際に介護が自分に向いているのかどうかの判断には時間が必要です。
最初から楽しくできる人もいれば、徐々に楽しみを感じる人もいることでしょう。
仕事を覚えるまでは人間関係は後回し、仕事に没頭する日々が続くはずです。
しかし、何ヶ月、1年間続けても何となく馴染めないという人は向いてないのかもしれません。
そのような方のために、介護の仕事だけでなく複数の職種を経験した体験をもとに今後のアドバイスをしたいと思います。
介護職を辞める理由
介護の仕事を辞める人の理由として、「仕事が合わない」「身体がキツイ」「精神的にキツイ」「もっと給料の良い施設に移りたい」と人それぞれ事情は異なることでしょう。
現に給料に関しては、給料も賞与も下を見ても上を見てもキリがありません。
それなりのスキルを持ち合わせているのであれば、他の施設への転職も考えるのは当然のことです。
介護の仕事は、どの施設へ行っても基本的に変わりませんから、同じ仕事をするのなら条件が良い所を選ぶのは当然の事でしょう。
違う仕事に就きたい
介護だけが仕事ではありません。介護職から看護師になる人も大勢いますし、また、全く異なる業種に転向する人もいます。
特に20歳代から30歳代の人にかけて流動的です。まだ、若いですからやりたいことも沢山あるのでしょう。また、違う資格を取得して違う道に進むのも良いことだと思います。
介護だけが仕事ではありませんし、介護はキツイ仕事ですから何歳まで勤められるか分からないと考える人もいることでしょう。
でも、それは悪いことではありません。皆さん、目的があって辞めていくのですから、喜ばしいことだと思います。
介護の経験は無駄にはならない
介護だけに関わらず、全てのことにおいて無駄な事は何一つとしてありません。
むしろ、色んな世界を知っておく事はプラスに働きます。現役で介護職に就いた人よりも、何年か他の企業で働いて介護職に就いた人の方が、はるかに仕事の覚えが早いばかりか先を見通せる力があります。
それは、介護職に関わらず、他の職種でも同様のことが言えます。
言われたことだけをやっている人より、「次は何をしなければならないから準備をしておこう」という人の方が、仕事はスムーズに進行するのは考えなくても分かりますよね。
もちろん、現役の介護職の方が全てダメと言っている訳ではありません。ただ、社会に出た年数はそれだけの力を身につけているのでアドバンテージとなりえるということです。
例え現役で介護職に就いた人であっても、数年後は色んな資格を取得しエキスパートになっていることでしょう。
ですから、介護職員として社会に出た年数や経験は無駄ではないということです。
まとめ
介護の仕事は素晴らしい仕事だと思います。利用者さんのお手伝いをしているにも関わらず、下記のように
①人生の大先輩としての生き方の見本。
②視野の広いものの捉え方や考え方。
③謙虚な気持ちと、素直な気持ちの表し方。
お給料を貰いながら勉強をさせてもらっている。このような職業が他にあるでしょうか?
そのことを念頭に謙虚な気持ちで介護という仕事をしていきたいものですね。
このような経験や謙虚な気持ちは仕事の上でだけでなく、自身のプライベートにおいても人との付き合い方などでも、きっと役に立つことでしょう。