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ケアマネジャーになるには?試験内容や実務者研修カリキュラムも!

介護に関する資格は法定資格である「介護福祉士」があります。

 

介護の現場に関わりながら取得する資格として「介護職員初任者研修」「実務者研修」があります。

 

「ケアマネジャー」介護に関する資格としてはキャリアアップした資格として認識されています。

 

介護は低賃金、重労働でいわゆる「ブラック」企業として社会全体に広く認識されており、求人募集をしても応募が無く、常に人手不足な現実があります。

 

そんな介護の現場では、ケアマネジャーは平均年収約370万円(平成26年度実績)と「比較的」高収入の期待できます。

 

介護施設や通所事業所等の介護職員の収入より数万円くらいの収入アップになる場合が多く、とはいえ、介護職員の平均給与が一般的な給与水準より低くなっているため、ケアマネジャーの収入も「高額」といえないのが現実ではあります。それでも、収入アップもでき、やりがいもある仕事として、目指している人が多い資格でもあります。

 

では、ケアマネジャーになるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

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ケアマネジャーの資格と試験

ケアマネジャー(介護支援専門員)の資格は国家資格ではありません。国家資格に、という動きはありますが、今現在は、国家資格でなく、都道府県知事が登録・任用する「公的資格」です。

 

ケアマネジャーの試験は、全国共通問題を使用し、全国統一の試験日ではありますが、試験の実施主体は都道府県となっています。

 

「介護福祉士」は介護福祉士の試験に合格し、介護福祉士として国に登録すると「介護福祉士」と名乗ることができますが、ケアマネジャーの場合はそうではありません。

 

ケアマネジャーの試験の正式名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」といわれます。

 

つまり「介護支援専門員実務研修」を受講する資格を獲得するための試験であるということになります。

 

試験を実施するのが都道府県ですから「介護支援専門員実務研修」を開催するのも都道府県です。厚生労働省が規定したカリキュラムに従って都道府県ごとに実施されます。

 

実務研修を全過程出席し、受講したことが認定されて初めて「介護支援専門員」となることができます。

 

介護福祉士の資格は1度合格すると、更新のための研修などはありませんが、介護支援専門員は5年ごとの更新制となっています。

 

ケアマネジャーとして仕事を続ける限りは5年ごとの更新研修を受け続けなければなりません。

 

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ケアマネジャー受験要件

ケアマネジャーの試験を受けるためには医療・介護・保健の法定資格を取得して実務に従事した「実務経験期間」が一定期間必要とされています。

 

その実務期間は5年以上とされており、期間到達は試験前日までの換算となっています。

 

受験申込書には「資格証明書」が綴じこまれており、複数の職場に勤務して累積の実務経験の証明が必要となる場合は、勤務した各職場に証明書をもらう必要がありますので、コピーして使用します。

 

平成27年度に介護保険法が改正されました。法改正と連動して、平成27年に受験要件が改定されました。

 

「ヘルパー2級あるいは社会福祉主事任用資格で介護保険施設、障害者自立支援法に基づく障害者支援施設、訪問介護などに従事して、実際に勤務した日数が5年以上かつ900日以上」であれば今までは、ケアマネジャー試験の受験要件を満たして受験をすることができました。

 

また、無資格であっても10年以上の実務経験があれば、受験資格がありましたが、

改定により受験をすることができなくなりました。現在は3年間の移行期間内にありますので、この要件に該当する方は受験され資格を取得すると良いでしょう。

 

改定では、保健・医療・福祉に関する法定資格に基づく業務に従事した期間が5年間必要とされることは変更がありませんが、相談業務に当たっている場合の要件がより明確にされました。

 

特別養護老人ホームやケアハウスなどでの生活相談員、あるいは介護老人保健施設などでの支援相談員、障害者総合支援法に規定された事業での相談支援専門員、生活困窮者自立支援法に規定する事業の主任相談支援員として5年間の実務期間が必要となりました。

 

介護保険は公的制度であるため、受験をすることができない者として触法の者、成年被後見人などの規定があります。

 

 

 

試験内容と実務者研修カリキュラム

ケアマネジャー試験は都道府県実施ではありますが、全国統一問題であることは先に述べました。

 

試験問題は介護支援分野からの25問と保健医療・福祉サービス分野からの35問の合計60問となっています。試験時間は120分で、5肢複択方式での出題となっています。

 

合格するためには介護支援分野、保健医療・福祉サービス分野、それぞれの分野で合格基準を満たす必要があります。合格基準は問題の難易度によりますので、年ごとに異なりますが「総得点の70%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数」となっています。

 

合格発表は都道府県ごとに行われます。合格率は20%前後となっています。

 

試験勉強を乗り越えてようやく「実務研修」を受講することができます。

 

この研修を無事に全カリキュラム出席し、修了証を受け取ることができた方が晴れて「介護支援専門員証」を受け取ることになります。

 

実務研修も都道府県が厚生労働省令に基づいて実施されます。平成16年の研修から時間数が今までの44時間から87時間に大幅に増えることになります。

 

これは、実務に携わった後に受講していた任意研修である実務従事者基礎研修が、実務研修に統合されるためです。

 

研修カリキュラムの内容は

 

 

① 介護支援専門員としての職務

② 介護保険法や関連法等に関する知識

③ ケアマネジメントの基礎知識とプロセスなどについて、講義と演習で学びます。

 

 

実務研修は正当な理由なしには欠席することは勿論ですが、遅刻も認められていませんので、研修を修了することは簡単ではありません。

 

研修期間が1月開始となっている都道府県が多く、インフルエンザ流行の時期とも重なるため、厳重な体調管理が必要です。

 

 

介護保険のエキスパート

介護保険制度の中核を担うケアマネジャーには介護保険制度だけではなく、医療との連携や、社会保障制度との連携などが日常の業務の中では必要となります。

 

実務研修はケアマネジャーの実務の基礎ではありますが、実務は研修通りに進むことはほとんどありません。

 

更生医療、精神保健医療、生活保護、障害者総合支援法等々に関する知識や相談するネットワーク等が必要となってくることも多くありますが、得意不得意な分野がそれぞれにあります。

 

不得意だからと避けることができないのがご利用者への支援です。

 

ご利用者に不利益になることなく、連携が取れた支援を行うためには、ケアマネジャー自身が相談できる環境とネットワークを作ることができる資質が必要でもあります。

 

 

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