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介護施設の入居を嫌がる時!施設入居の心構えと対応方法とは?

親族のご入居を考えている方沢山いるかと思われます。

 

ですが皆が皆「はいそうですか」と頷いてくれるとは限りません。

 

実際、「自分は家族に捨てられた」と話す方もいました。

 

認知症状の進行具合が緩やかであると自我がはっきりとしているため、より混乱を招くのだと思われます。

 

混乱し施設の人間では対応が困難になるとご家族に応援要請をすることもあります。

 

そこで、親族が入居を嫌がっている状態で入居を決めた際、どのようなことが考えられるかということをお伝えします。

 

心構えが出来ていると不測の事態にも対応できますからね!

 

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施設の対応

入居を拒否しているにも関わらず、施設入居をやむを得ず半ば強制的に行った場合、考えられることとしては、この三つが多いかと思われます。

 

  • 施設から抜けだし自宅へ向かおうとする
  • 鬱状態になり食事を摂らなくなったり、部屋にこもりがちになる
  • ストレスが溜まり結果として認知が進む

 

1番に関しては、「家に帰る」の一点張り。

 

「家族と話をさせろ」というような場面も想像できます。施設内では、まず冷静になっていただく為に落ち着いた環境を提供する、実際に一緒に外に出て歩くことで気持ちが満たされる場合もあります。

 

他にも、事前にご家族に手紙を書いていただき、それを本人に渡し納得していただくなど、対応としては利用者に合わせ思い当たる物は全て行います。

 

しかし興奮状態になっているので、施設内の人間では対応しきれないことが多いです。

 

なので、施設入居が決まっても、2か月ほどはこのようなこともあり得ると頭に入れておいたほうが冷静になれるかもしれません。

 

一度の説明で納得するということは少ないということも覚えておきましょう。

 

家族のもとを離れるということが本人にとっても不安で仕方がないのです。

 

 

 

環境が変われば心も変わる

次に二番目です。精神的にダメージを受けていると、このように落ち込むというパターンも考えられます。

 

この場合はご家族が週単位や月単位で何度か面会にいくということを約束すると解決されることもあります。

 

何も食べないというのは健康面にも影響が出るので、面会した際に手作りのものを持参する、外食に行くなどの対応も良いかと思われます。

 

施設にいても家族と会うことが出来るということを伝え、じっくり話し合うことが重要です。

 

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精神の安定

最後は一番、二番に通ずるところがありますが、過度のストレスは認知を進行させます。

 

ここでのストレスは怒りではなく、悲しみや現状を受け入れられないもしくは葛藤があるというものなので不安という負の感情になります。

 

負の感情と言うのは人間の精神を蝕んでいきます。不安が解消されれば落ち着くので、やはりここは精神の安定を優先し、「自分が一人になってしまう」という不安感を解消させるために不安を言葉に出してもらえる状況を作りましょう。

 

きっかけは職員が声をかけてもいいでしょうし利用者に協力を仰ぎ、利用者同士のコミュニケーションからでも良いでしょう。

 

年齢が近いほうが話しやすい事もあるかもしれません。

 

このようなときには利用者に協力していただくという選択肢を持っていても良いかと思います。

 

このような状況になると施設の介護士では共感は出来ても、絶対に理解は出来ないのです。

 

本人にしか分からない何とも言い難い感情なのでしょう。

 

 

 

終わりに

ここまでの文章を読んで、施設入居を考えることが悪であると感じてしまったらそれは間違いです。

 

みなさんは今まで出来る限りを尽くした結果限界が来て、施設入居という道を選択されたのです。

 

日本では「姥捨て山」という古いイメージが未だに強いので悪い事と感じる方も多いかと思われますが、正直言って現代における日本のスタイルでは在宅介護は限界が必ずあります。

 

限界を超えた結果がニュースでよく聞くような殺人事件や暴力事件なのです。

 

なので、限界を感じたら知識も経験もあるプロに相談し、支援してもらうのは当然なのです。

 

ですから、自らを責める必要は全くないし、周りの人間に何を言われようと関係ありません。

 

それに、中には施設で過ごしている時のほうが、笑顔が増えたと言ってくださるご家族の方もいらっしゃいますので、本当に人によります。

 

施設に入居しても介護には参加できるのです。介護職員のみでは介護は成り立ちません。

 

ご家族の方々が今まで介護をしていた時間や、一緒に生活してきた時間に得た情報を施設職員が知ることで始めて、施設での支援は動き出します。

 

全体での協力がよりよい支援を生むことに繋がるのです。入居を考えるということは一大決心であると思います。

 

様々な思いが駆け巡るでしょう。

 

私自身祖母が施設に入居しているのでお気持ちはよくわかっているつもりです。

 

自分を責めることは全くありません。

 

施設に入居してからもよりよい生活を送ってもらえるように、様々な面で職員に色々なことを聞いていただけると、元職員の立場としてもご家族の意思を反映させて臨むことが出来る為、非常にありがたいです。

 

「申し訳ない」なんて思わず沢山職員に話をかけて頂けると、会話を直にする機会が持てるので職員としても嬉しいですし、情報を得られるきっかけが得られるのでモチベーションも上がります。

 

今回のこの記事が皆様のお力になることが出来れば幸いです。

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