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介護現場の利用者からの暴力!その原因と対応方法とは?

介護士として働いていればぶつかるであろう利用者からの暴力。

 

人間ですからイライラしますよね?気持ちはわかります。時間にも人にも追われる中、肉体的なダメージ。心も体も痛みますよね。

 

ですが、それって引き金となった原因はわかっていますか?またあの人かと諦めていませんか?

 

もっと広い視野、柔軟な考えを持ってみましょう。

 

そうすると何かアイデアが閃くかもしれません!そこで今回は元介護職員である私が、利用者が暴力をふるう『引き金』となってしまった原因を探るための考え方や観点について紹介したいと思います。

 

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不快の引き金

まず、始めに小難しい話は今回しません!極力かみ砕いてお話させていただきます。

 

なぜ暴力は起こるのか?これは単純にその人にとって嫌なことをされたからです。

 

解決のためには『その人にとって嫌なことは何なのかを考えて嫌なものを排除する。』ただこれだけです。はい。

 

ただ、具体的にどういうこと?というあなたの為に、事例を考えてみましたのでこちらをどうぞ。

 

 

とある施設利用者Aさんはある女性職員に対して暴力をふるうことが頻繁にありました。

 

その職員はB子。仕事には慣れてきていますが、頻繁に起こる暴力に悪戦苦闘の毎日。「他の職員には暴力をふるわないのに何故?」と気も滅入っている様子。

 

B子は周りの職員の対応を見たり聞いたりするも解決できません。

 

A子さんは極稀に暴力が見られなかった時にはB子にも笑顔を向けていました。

 

暴力が見られなかった時に「なにかいつもと違うことがあったのではないか」と一日を思い返すと、一つだけある違いがありました。

 

まさかと思いつつも翌日試してみることにします。

 

翌日、試してみると暴力は見られませんでした。一体何が原因だったのでしょう?

 

一つだけ違うこと。それは『匂い』でした。暴力がふるわれなかった時には香水をつけていなかったのです。

 

A子さんはとても匂いに敏感な方でA子さんの香水の匂いは苦手だったようです。

 

と、このような事例を挙げてみました。「ありえない」「あほらしい」こう思う方100%いるでしょう。が、これ実話です(笑)

 

この話に関しては人づてに聞いたものなのですが、実際に香水に使用をやめたら暴力が少なくなり無くなったそうです。

 

勤務中に香水はどうなんだという話はこの際置いておきましょう。施設の方針によっては寛容なところもありますからね!

 

と、これでわかったかと思われますが原因は千差万別です。

 

『不快の引き金に指がかかったとしてもそれを解く方法』

 

次はこのヒントを探すために出来ることについてお話します。

 

 

 

不快の引き金にかかる指を解く為に

『不快の引き金にかかった指を穏便に解くために介護士が出来ること。』

 

それは何もコミュニケーションだけではありません。

 

例えば、利用者の方はどのような生活を送ってきたのかを知ること。これが一番簡単で楽しいと私は思います。

 

仕事において『楽しい』という感情は非常に大切です。自分自身をリフレッシュさせることもできます!

 

では、何が楽しいのかというと次の3つです。

 

 

その1。利用者の歴史を見ることが出来る。

その2。利用者の人となりを知ることが出来る。

その3。利用者はこのような人なのではないかという考察を立てられる。

 

 

ということです。

 

年齢が二回り以上も離れているのです。その方が生きてきた軌跡というのはいわば歴史の本。

 

少しずつ読み解くことで人となりが見えてくるものです。そしてわかることが増えていきます。

 

出身地や職業。趣味に好きなもの嫌いなもの。これだけでもその人がどのような人なのかが見えてきませんか?

 

そして、最後に考察です。この文字。嫌いな方も多いのでは?(笑)

 

私がよく言うのは、「考えて察するのではなく、察した(見た)上で自身の考えを持つ」と言うことです。

 

利用者の歴史を実際に見て、その人のことをこのような人間なのではないか?と考えをます。

 

その後は周りの職員の意見やご家族のお話を聞き自分の考えと照らし合わせ、自分の中でのイメージと周囲の人間から見えているイメージを比較し、意見と考えを合体させ、この利用者はこういう人間なのかもしれないな。という憶測を立てます。

 

この「比較」が最重要です。
これには色々な理由がありますが、一番は自分に見えているものだけが正解ではないと自分に言い聞かせる為です。

 

自分一人の考えだけではどうしても偏りが出ますからね。偏って穴ぼこだらけになった考えを整えるために周囲の考えを取り入れるというわけですね。

 

 

憶測と思い込み

『憶測と思い込み。』

 

そして、これだけやっても憶測?と思った方々。「絶対こういう人だ!」と思い込まないためにも憶測でとどめておくのです。

 

思い込み=「決めつける」ということにつながり、利用者に対して固定のイメージを作ってしまいます。
一人の人間を色々な角度から見ること、そして自分だけでなく他人から見える意見も尊重すること。

 

自分には白に見えているからといって他人からも白に見えているとは限りません。
思い込みというのは基本的にロクなことがありません。まずトラブルに繋がるでしょう。
その為にも周りの意見を取り入れるというのは非常に大切だと思います。

 

 

 

引き金から解かれた手

さて、ここで今までのことをまとめてみましょう。

 

  1. 不快の引き金は人によって違う!だから柔軟な考えを持ち対応する!
  2. 自分から見えるものと他人から見えるものを比較し、照らし合わせたうえで意見を合体させ、どのような人なのか憶測を立てる。
  3. 憶測はあくまでも憶測。思い込みは「決めつける」とこに等しい。

 

 

暴力行為は行う側にとっても非常に大きなストレスとなります。

 

受ける側だけではないのです。一つをきっかけに認知症の進行なども考えられます。

 

まずは、利用者のことを知っていきましょう。

 

そして、それから本人にとって嫌なことは何かを改めて考えてみましょう。

 

それを少しずつ排除していけばこのような行為も減っていき、最終的には0になるかもしれません。

 

最後に、仕事は重要ですが一番重要なのは自分の心と体です。無理をせず頑張りすぎずに頑張り、日々の職務に就いて欲しいものです。

 

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