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介護時の床ずれ・褥瘡(じょくそう)予防方法とは?ケアの仕方も!

そろそろ、おむつ交換の時間だ。山田さんオムツの交換をさせて下さいね。・・・あれ?お尻が真っ赤だ。

 

もうすぐ朝ごはんだからおばあちゃん起こさないとね。お母さん朝になったから起きますよ!あれ?踵が黒くなってる。

 

介護をされた方はご経験あるのではないでしょうか?いつの間にか皮膚が赤くなっていた、水ぶくれができていた、昨日まではきれいだったのになんでだろう?

 

短い時間で褥瘡(じょくそう)が出来てしまうのに、出来てしまうと治りづらく、良くなっては悪くなっての繰り返しで、一向に治らない!なんてこともよくあります。

 

褥瘡のできる仕組みと、どうケアをすればできづらいのかをご紹介。

 

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褥瘡(じょくそう)ってなに?

昔からの言い方だと「床ずれ」です。今は「褥瘡」看護師の方だと「デクビ」なんても言ったりします。

 

「寝たきりのおじいちゃん・おばあちゃんがなるんでしょ?」とお思いですが、僕らも作ろうと思えば作れます。

 

ためしに凄く硬い椅子に、ずーっと身動き一つせず座ってみてください。凄く辛いと思いますが、耐えた暁には立派な褥瘡の出来上がりです。

 

大怪我をして入院した若い方も、褥瘡ができることがあるんですよね。僕らはよっぽどの事じゃない限り、褥瘡なんてできませんけれど、高齢者の方はいろんな要因で「できやすい状態」にあるんですね。これから説明していきたいと思います。

 

 

褥瘡ができる仕組み・発生要因

日本褥瘡学会では褥瘡の定義を以下のように定義しています。「身体に加わった外力は骨と皮膚表層の間の・・・」

 

難しい!専門用語を並べても分からんので、簡単に言ってしまうと

 

  • 外からの力(圧力)がかかり
  • 局所の血流障害が起こる
  • そこの組織が壊死してしまう
  • 褥瘡のできあがり

 

ということなのです。なんで僕らのお尻に褥瘡ができないかというと、痛くなってくると座り直したり、立ち上がってみたりと、あまり意識せずに血流障害が起きないようにしているのです。

 

「じゃあ、なんでうちのばあちゃんに褥瘡ができるの?」と思った方がいらっしゃると思います。

 

端的に言ってしまえば、「動かない」から、もしくは「動けないから」ということですね。

 

自分で辛くなっても姿勢を変えられない、重度の認知症で痛みも感じているのかわからない。そのままの同じ姿勢で長時間過ごしてしまう。そして褥瘡ができてしまうわけです。

 

基本は上記の流れで褥瘡は発生しますが、発生リスクが高くなる要因としては

 

 

・低栄養状態・栄養障害

・やせていて、骨が突出している

・身体機能の低下(歩けない・動けない)

・疾患(糖尿病・腎不全など)

 

 

等が挙げられます。

 

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具体的なケア

予防としては、ご本人に「動いてもらう」こと。車椅子での生活だけれど、ちょっとだけなら立てる、ちょっとだけなら歩ける。そういった方はどんどん動いてもらってください。

 

もしくは姿勢を自分で直して頂く事、「少し座り直しましょうか」の一言をかけるだけでも意識付けになります。

 

では寝たきりの方どうでしょうか?

 

寝たきりでもちょっとは動けますか?

手は使えますか?

足で踏ん張ることができますか?

 

 

ちょっとのことができるなら、ご本人に動いて頂きましょう。

 

ベットに持つところ(手すり・縄)を準備して寝返りをうってもらいましょう。

 

一人一人状態が違うので、一概には言えませんが動きやすい環境を作ることが大事です。

 

重度の認知症で寝たきり・・・コミュニケーションも取れない。そんな方はベット上でのポジショニングを考えてみましょう。

 

仰向けに寝た場合、踵・お尻(仙骨)・肘・肩甲骨・後頭部に褥瘡が発生しやすいです。

 

そこに圧力がかからないようにクッションを入れて支えてあげましょう。そして2~3時間ごとの体位変換を行いましょう。

 

何回もできてしまっている方は「エアーマット」の使用も検討してみてください。レンタル分の自己負担は1000円程なので、それほど高額ではありません。

 

 

まとめ

高齢者の方は人それぞれ状態が違います。なので「こうすれば絶対に大丈夫!」というのはありません。看護師の方も日々悩んでケアを行っています。

 

ですが、「どうやってできるのか」が分かっていると、原因が見つけやすくなります。

 

あとは「こうすればいいんじゃないかな?」とケアをして頂ければ十分だと思います。

 

やっきになって「つくらせない!」「治す!」とすると、無理強いしてしまう事がままあります。QOL(生活の質)もありますから、そこはご本人と相談しつつ、ケアを行うと良いと思いますよ。

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