介護レクリエーションにお手玉!家族一緒に楽しもう!
介護において、レクリエーションはご本人にとっても脳の活性化に繋がりますし、家族にとっても息抜きになりますよね。
そこで、お手玉を使ったレクリエーションを紹介したいと思います。お手玉はお年寄りの皆さんにとって、懐かしの遊びなのではないでしょうか。
私の祖母も、お手玉を渡すと「懐かしいなぁ、小さい時よくやっていたわ」と喜んでいました。昔の記憶を思い出すことは、認知症の予防や進行の食い止めに繋がると聞きます。
ご本人と一緒に楽しみながら、認知症の予防・進行の食い止めにも役立てましょう。
お手玉は手作りがオススメです
市販のものでももちろんかまわないのですが、もしご本人の手先が不自由でなければ、一緒にお手玉を作るのも良いかもしれません。指先を使うことは、認知症に効果があります。
また昔はお手玉も手作りだったでしょうし、祖母も「お母さんが作ってくれた」と言っていたので、当時の思い出話に花が咲くことも期待してよいのではないでしょうか。
私の場合は、祖母が指のリウマチで針仕事ができないため私が作ったのですが、ポイントは大きさや軽さが違うものを作ることです。
ご本人の体調や気分によって「これは重い」「これは軽すぎる」となった時に対応できること、重さや軽さの違いを認識してもらうことで脳に刺激を与えられるのではないかといった利点があります。
ヨーヨー型のお手玉で認知症予防
これは、お手玉にゴムを繋げてヨーヨーのように改造するというものです。
ゴムに指を通してもらって、お手玉をついて遊んでもらいます。お手玉をついてキャッチするということが脳に刺激を与え、認知症の予防や進行の食い止めに効果があると聞きました。
このお手玉の利点は、お手玉を自分で投げて取ったりできない方でも遊べる可能性が高いということです。
私の祖母も、寝たままの時でも遊べていました。しっかりお手玉をついたり掴んだりできなくても、ゴムに指を通して揺らして遊ぶだけでも立派なレクリエーションになると思います。
お手玉は歌いながらやってみましょう
一度に二つのことをするということは脳に刺激を与え、認知症の予防や進行の食い止めに繋がると聞きます。
これもお手玉レクリエーションに取り入れましょう。つまり、お手玉をしながら歌を歌うのです。
お手玉は、普通のお手玉でもヨーヨー型お手玉でもどちらでもかまいません。歌いながらお手玉をするということが難しければ、最初は鼻歌で大丈夫です。
そこから、徐々に歌詞をつけていきましょう。祖母とは、よく「すみれの花咲く頃」や「故郷」を歌いながら一緒に遊んでいます。
持ち運びに便利なお手玉で介護レクリエーションをしましょう
お手玉の良いところは、軽くて持ち運びに便利なところです。
ご本人がどこかに出かけることができるのであれば、お手玉を持って公園などいつもと違う場所に行ってみてはいかがでしょうか。
気分転換にもなりますし、新鮮な気持ちでレクリエーションをすることができると思います。昔懐かしいお手玉を手に、昔話に花を咲かせながら、楽しいレクリエーションのひとつにしていただければ幸いです。