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介護施設入居後の帰宅願望とは?ご本人の安息となる対応方法も!

介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホームなど、今まで住みなれていた家から離れてプロの方に介護をお任せする場合、ご本人とご家族を悩ませるものが、ご本人の「帰宅願望」だと思います。

 

私も祖母の介護で在宅介護から介護付き有料老人ホームへと移行した時、この問題に直面しました。

 

帰宅願望を乗り越えることは、ご本人にとっても施設での生活での安定が見込めるようになりますし、ご家族にとっても少し肩の力を抜くことに繋がるのではないでしょうか。

 

帰宅願望への対応について、私の経験をもとにお話ししたいと思います。

 

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帰宅願望とは?

帰宅願望とは、いわゆる施設入居後にご本人が「帰りたい」と強く願われ、言動や行動に表されることです。

 

たとえば、ご家族が面会に来られた際に「家に帰りたい、何でこんなところにいなければいけないの」「家族を施設に追いやるなんて酷い」などとおっしゃることがあります。

 

ご本人に携帯電話等の連絡手段を渡している場合は、ご家族側にひっきりなしに電話がかかってくる、ということもありますし、足が不自由でなければご本人で家に帰ろうとされることもあります。

 

私の祖母の場合は最初に書いたような面会時に帰宅願望が出ることがありました。実際、それがなくなるまで二ヶ月程度かかりましたが、次に書きます「頻繁に会いに行かない」という方法でゆっくりと解決していきました。

 

長い方では半年以上かかる場合もあると聞いたことがあります。では、具体的にどう対応していけばよいのでしょうか?

 

 

帰宅願望への対応①:頻繁に会いに行かない

これだけを聞くと、とても非情に感じられるかもしれません。しかし、帰宅願望を薄れさせていく一番の近道は「施設に慣れてもらうこと」です。

 

家族が頻繁に面会に行くと、施設での人間関係や施設での生活に慣れにくくなってしまいます。ご本人に会いたい、ご本人の顔を見たいと思っても、心を鬼にしましょう。

 

そうすることでご本人は施設に慣れ、帰宅願望もなくなっていきます。

 

ご本人のためにも家族のためにも、頻繁に会いにいくのは避けた方が良いと思います。

 

私も徐々に会いにいく頻度を減らし、慣れてもらって帰宅願望がなくなってからは週一回会いに行っています。また、絵葉書やポストカードを出すこともあります。

 

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帰宅願望への対応②:入居時、施設側の対応をきっちり確認する

これはご家族の対応ではないのですが、帰宅願望があった場合に、施設の職員さんがどういう対応を取られるのかということは、入居を決めるひとつのポイントにしても良いのではないかと思います。

 

たとえば、「あまりにも酷いとお引き取りいただくこともあります」とおっしゃるか、「話をじっくり聞いて気を逸らしたりもします」とおっしゃるか。

 

私は後者の方向で対応をしてくださる施設に決めました。

 

今お世話になっているこの施設では、帰宅願望がある時以外でも、とても素晴らしい対応をしていただいています。

 

この時の対応を、今後の対応の指針にされても良いのではないでしょうか。

 

 

 

対応次第で今後の穏やかな生活が決まります

施設に入居される方で、自分から進んで入居しようとされる場合は少ないと聞きます。

 

誰しも帰宅願望があり、どのご家族もご本人と一緒に帰宅願望を乗り越えてきたのです。

 

様々な事情があるかとは思いますが、在宅介護が厳しくなったため施設入居を考えられた方も少なくないと思います。

 

帰宅願望をそのまま受け入れて在宅介護に戻ってしまっては、ご本人にとってもご家族にとっても負担が大きいものになってしまいます。

 

だからこそ、施設の職員さんにもご協力いただき、一日でも早く施設に慣れてもらって楽しい施設生活を送ってもらえるように持っていくのが大切だと思います。

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