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困った介護拒否!原因からいろんな視点で対応を考えてみよう!

トイレに座ってくれない、お風呂に入ってくれない、声掛けの段階で「帰れ」と怒鳴られる等、介護する人の大きなストレスとなる介護拒否。良かれと思ってしていることを拒否され、敵のように見られ、なんて報われないのだと思いますよね。

 

認知症が原因であることが多いのですが、それぞれに細かい原因や背景が異なり、なかなかすぐに有効な対策は見つからないものです。

 

私の介護経験の中で、多かった介護拒否の原因を一部紹介させていただこうと思います。

 

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介護内容を理解できていない

介護する前に、何を介護するかを説明してから介護する、というのは介護の基本ですが、この説明が理解できていない場合、恐怖心や不安感から介護を拒否されることがあります。

 

例えば、「トイレ」で理解できなくても「便所」が理解や認識ができる場合があったり、言葉で説明するより、ジェスチャーの場合が伝わることもあります。

 

その人が理解できる説明方法を最大限努力しましょう。上手くいったときの説明の仕方や、成功率が高い介護者の説明を確認すると発見があるかもしれません。

 

時として、認知症ではなく、実は説明が十分に聞こえていない、見えていないという場合もあるので注意が必要です。

 

 

 

身体的な状況の変化がある

寝る前なら入浴してくれるが、夕方は不機嫌に拒否される、などと言った場合、その拒否が多い時間に、何らかの身体的な変化が起こっている場合があります。

 

認知症を患っている方の場合、疲れやすくなっている場合もあり、時間帯によって眠気や疲れが、介護拒否に繋がっていることがあります。

 

よく寝た後は機嫌が良く介護がスムーズだ、午前中なら拒否が少ないなどという場合、その理由であることが濃厚です。

 

その他、頭痛がする、血圧の変動がある、便意があるなど、体の変化による感情の不安定さを上手く表現できていないことが介護拒否を招いていることは比較的あるものです。

 

拒否が多い時間が期限の良い時とどう違うのか、血圧や排便状況、前後の睡眠状況などを分かる範囲で確認してみましょう。

 

また、私の経験上、急にイライラして拒否的になったという場合、意外に内科的疾患が起こっている場合が多かったので、しっかりと状況を把握して、かかりつけ医に相談してみることは重要です。

 

 

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嫌な記憶がフラッシュバックしている

嫌な記憶とその行動が繋がってしまっている場合があります。

 

例えば、溺れかけたことがあり、お風呂はシャワーで週に何とか1~2回、短時間で済ませていた人が、大浴場でお風呂につかりましょうと言われても、恐怖でしかないでしょう。

 

また、たとえ勘違いであっても、被介護者が負の感情を持ってしまった人に介護されるのは嫌なことかと思います。

 

なぜ拒否するのかを本人以外の例えば家族や他のサービス担当者などに心当たりを聞いてみましょう。

 

そして、どうしても行わないと命に関わることでない限り、一定の期間を空けてみたり、介護する人を変えることも有効な場合があります。

 

 

 

まとめ

介護する人を疲弊させる介護拒否。それと同時に拒否する理由をなかなか正確に表現できない被介護者もストレスを感じています。

 

「拒否するとき」と、「上手く受け入れてもらえる時」があるのであれば、どう違うのかが最も有効な分析に繋がると思います。

 

身体的な変化がないか、時間的な差異や介護者によって違いがないか、環境や「この行為の介護の時だけ」という違いがないかをできるだけ詳細に情報を集めて、それに応じた対策を立てましょう。

 

でも、何をやっても上手くいかないということもあります。

 

そんな時は、期間を延長して対策を頑張るのではなく、一時的にショートステイを利用したり、拒否の多いサービスを中止し、拒否のないサービスを増やして突破口にしてみたり、思い切って環境や人を換えてみることが意外に良い方向に向かうことがあります。

 

介護拒否は多くの場合、認知症が原因です。しかし、認知症になってもすべての人に出現する症状ではありません。

 

しかも、介護拒否は認知症が進行する過程の中で、一定期間において発生するのです。いつまでも続かないのです。

 

しかし、いつかは終わると分かっていても、介護する人にとっては大問題だと思います。何とかしたいと頑張り続けてしまう気持ちも理解できますが、私は、介護者ご自身のことも守ってほしい、大切にしてほしい、と思うのです。

 

いくら頑張っても報われないとき、それは介護者のせいではありません。一時的に距離を置くほうがお互いのためになるほうが多いのです。

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