介護施設の食事形態!種類や食事介助の仕方とは?
高齢者施設にご家族を預けようと考えている方の中には、施設における食事の内容や食事の提供方法について、不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
それはそうですよね。利用者の中にはアレルギーを持っている方もいれば、好き嫌いの激しい方もいらっしゃるのですから、至極当然なことだと思います。
そこで今回は、高齢者施設における食事の形態はそれぞれ異なりますが、利用者に合わせた食事内容や食事方法、食事の介助の有無などをご説明していきたいと思います。
食事の種類
施設といっても色んな施設があり、その施設の方針で食事の提供の仕方は異なってきますが、ここでは一般的な食事の種類についてご紹介していきます。
食事は基本的には、利用者がリビングに集まりみんなで一緒に食事をとります。
多くの場合、食事の献立は栄養士が1週間分の予定を予め決めていますので、アレルギーや苦手なものがある方の場合は、その都度変更を行ってもらえますよ。
食事の種類としては、「普通食」「刻み食(粗い・極小)」「ミキサー」「流動食」の4種類に分けられます。その方の食べやすいスタイルを尊重して、家族からの情報を元にどの様な食事を提供するのかを決めていきます。
また、持病を抱えている方は、主治医の指示の元、食事制限を行います。例えば、糖分や塩分の摂取を控えるなどですね。
食事の内容
食事は主に和食が多く、メインはお肉あるいはお魚が朝昼晩と交互に出されます。
栄養士がカロリー計算から献立までを考えて行っているので、栄養が偏ることはありません。
また、栄養士にも食事内容で厳守事項は伝えられていますので、糖尿病や高血圧の方の場合には個人に合わせて、ほかの利用者とは別のメニューになる場合もありますし、同じおかずであっても糖分や塩分を少なくしている場合もありますよ。
食事の提供の仕方
病院のようにお盆に全ての食事が揃っている場合もあれば、お盆を使用せずランチョンマットなどを用意し、自宅にいる雰囲気を大切にして、食事を配膳していく施設もあります。
その場合は、普通食以外は別にラップを掛けてあり、「刻み」・「ミキサー」などと書かれてラウンジまで運ばれてきますよ。
食事をご自分で召し上がれる方は介助する必要はありませんが、刻み食やミキサー食・流動食の方の場合は、職員が食事のお手伝いを行います。
また、全ての方の様子を伺いつつ食事のお手伝いをしているので、何かあった場合には即対処出来るような体制をとっていますよ。
まとめ
食事の形態は人様々です。しかし、施設を利用されている方にとって、食事はとても楽しみの一つでもあります。その食事をいかに美味しく楽しくとれるかは、施設や職員の対応の仕方で随分違ってきますよね。
だからこそ、全ての方に楽しい食事ができるよう、職員も工夫していますよ。
大切なご家族を施設に預けて頂けるように、職員も日々工夫していますので安心して大丈夫です。
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