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介護職の離職率が高いのはなぜ?元介護職員が徹底解説!

介護の離職率が高いと言われるには、主に3つの問題があると考えています。

 

給与面、精神面、人間関係です。

これらを順番に紐解いていこうと思います。

 

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介護職の給料の低さ

世間一般でもお給料が低いと言われている介護職ですが、実際に給与面での対偶は良くないです。

 

私は認知症高齢者のグループホームでの、施設での勤務しか経験したことがないため、ここでは施設の給与について書いていきます。

 

私の働いていた施設を例に挙げると、私が勤務をしていた当時は時給800円でした。

 

月に4〜5回ほど夜勤も経験していたのですが、夜勤手当は1回につき3500円上乗せされるというものでした。

 

私は、そのグループホームでの勤務が人生初の介護職でしたし、求人を見つけた頃は資格等も全く持っていなかったため、「無資格・未経験者OK」の施設を探していました。

 

そもそも私自身が介護の世界に飛び込んだのも、自分の祖父母が認知症になってしまい、「認知症について勉強したい」という思いからだったので、当初は時給800円でも十分だと思い勤め始めることにしました。

 

働き始めてから1ヶ月程経った頃、介護職員初任者研修の資格を取りに行きました。

 

同じクラスには私と同じようにグループホームでの働いている人が何人かいましたので、休み時間に色々話をしていると「時給800円は安すぎるよー!」と言われ…

 

介護職全般そんなものなのかな、と私は思っていましたので衝撃を受けました。

 

それで気になって求人を見ていると、派遣形式で勤めている方はお給料が高かったり、初任者研修でも資格手当がついたり(私が勤めていた施設はつきませんでした)、夜勤手当がもう少し高かったり施設によって様々だとは思いましたが、大体どこも時給換算すると高くても1000円程だったりします。

 

(施設勤務ではなく、訪問介護のヘルパーだともう少し高かったりもしますが。)

 

このあと、介護職の大変さを記載していきますが、きっと読んでいただく上で介護職の給料は安いと感じるのではないのでしょうか。

 

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介護職員だって人間です

続いて、精神的な大変さについて書いていこうと思います。

 

私は認知症の高齢者の利用者さんを相手に働いていたわけですが、これは認知症がなかったとしても何らかの障害がある方の介護にしても、どの方が対象であっても大変なことでしょう。

 

毎日テレビを見ていても、「何処何処の施設で虐待があった」だのというニュースは耐えることがありません。

 

これは私自身が介護職に携わっていて意識しているものもあるかとは思いますが、年々増えていっているかのように思います。

 

資格があろうとなかろうと、介護職で従事する以上虐待などあってはいけないのですが、虐待をしてしまった職員は相当疲れてしまっていたのではないかと思います。

 

これはあくまで私の仮定なのですが、辞めたい程精神的に限界がきていたにも関わらず、どこの施設も人で不足で辞めるにも辞められない。

 

じゃぁ辞めるために、「いっそのこと何か事件でも起こせば、やめることができるのではないのだろうか…」と虐待に至ってしまったケースもなきにしもあらずなのではないでしょうか。

 

私の経験上、認知症高齢者の介護を例に書いていきますが、認知症の人の介護はいくら資格を取得して勉強したからといっても、一人一人症状が違うためその人に応じた対応をしていかないといけません。

 

認知症という病気だからと分かっていても、職員が、利用者から暴言を吐かれたり、時には持っている杖で殴られたり、シルバーカーをぶつけられたり…なんて話も聞きました。

 

私は暴力を受けたことはありませんでしたが、仕事を始めた頃は何度も理不尽な暴言を言われたこともありました。

 

「病気なのだから」と割り切れればいいのですが、みんながみんなそうではありません。やはり人間ですから、介護者だって傷つくし心も病んでいきます。

 

そして給料は時給800円…やってられませんよね。

 

 

職場での人間関係

職場での人間関係に悩むのは、介護職ですがあろうとなかろうと苦労するものだとは思います。

 

私もこれまでデスクワークなどを転々としてきましたが、私の勤めていた施設はこれまでにないくらい職員の平均年齢が高かったです。(私は現在アラサーです)

 

施設によって、若い職員をとっているところもありますが、 なかなか若い人は入ってきません。

 

これは私の経験上でしか書けないのですが、それまで60歳を過ぎた人と一緒に働くことがなかったので、数名のおばちゃんスタッフとの板挟みなどでなかなか苦労したことが多々ありました。

 

こればかりは実際に働いてみないと分かりませんが、介護職員は何かとひと癖あるような方が多いように見受けられましたので(優しくしてくれる職員さんもいましたが)、人間関係は苦労する率が他の職種に比べて多いのではないでしょうか。

 

 

利用者さんと一番接しているのは介護職

これからの日本はさらに介護職員の確保が重要視されてきますが、もう少し介護職員に対しての処遇を改善してもらわないことには(特に給与面で)いつまで経っても介護職員は増えていかないかと思います。

 

確かに介護職員は医療行為もできませんし、利用者さんが病気になっても治すことができるわけではありません。

 

でも利用者さんに一番近く長い時間接しているのは、医師でもなく、看護師でもなく介護職員なのです。

 

誰が一番偉いとは言いませんが、介護職員の社会的立場を見直してもらわない以上、介護職の離職率は増えていくばかりだと私は考えます。

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